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収益金で寄付したポロシャツ
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2009.11.17 Tuesday 11:00このポロシャツは、7月のチャリティーコンサートで皆様から頂いたご寄付で作ったものです。
赤と白の2色。プリントされている文字内容はまったく同じ。胸のHCC のワッペンは、カンボジアの現地NGOのマーク。袖にはCライツのロゴ。
背中には、「カンボジアの人身売買法で有罪になると最高20年の刑期となる」とクメール語で書かれているそうです。子どもが着るポロシャツなんですが、書いてある内容がすごい!!
もちろん「かなさし庸子 愛の歌基金」 Kanasashi.comも入れてもらいました!!
これはかなり重要。
このポロシャツは意識啓発活動に参加して勉強した子ども達に配るもので商品ではありません。
私は【愛を運ぶ合唱団】の活動の時に着用しようと思って特別に余分に作っていただき分けていただきました!もちろん有料です。
皆さんからの寄付金がポロシャツになったと言って嘆くのはおやめください。
子ども達には教育が必要なんです。
その教育も、国語算数理科社会と言うよりも、どうやったら人買いに騙されないか、人身売買の被害に合わないようにするには何に気をつけるべきか、最悪売られる場合でも、売られる先の連絡先を自分の親族に知らせておく・・・・・など、そんなことも知らないのか?と言いたくなるような内容かと思われるでしょうが、知らないものは知らないんだよ。だから知らせる活動が大切なんだ!!
子どもが勉強して、周りの友達や大人に広める。
このポロシャツを着ているのは勉強をした証。
ちゃんと勉強した数百人のカンボジアの子ども達が、このポロシャツを着て自分の村を胸を張って闊歩するのかも知れない。
今日は映画を見て着ました。
「アリ地獄のような街」
バングラディシュのストリートチルドレンの実態を描いた作品。
映画としては、まあまあの出来なのかな。←偉そうだね、映画なんてほとんど見ないくせに!
私は興味のある内容だったので満足したけど、もちろん娯楽作品ではないので、決して楽しくはない。
「闇の子ども達」ほどの見ごたえはないと思う。逆に言えば、見終わったとき、そんなに嫌〜〜な、くら〜〜い気持ちにはならない。
最貧国と言われるバングラディシュのストリートチルドレンが、いかにして生きていくのかが描かれている。事実だけを伝えています!って感じ。だからわかり易いって言えばそうなんだけど。
興味があってもなくても見てみてはいかがでしょうか?
ストリートチルドレンてこんななんだ〜〜〜〜てわかります。
決して損した気分にはならない映画だと思います!
世界の貧しい国の子ども達は、困難な状況の中必死で生きている。
ん〜〜〜〜〜〜〜そうなんだよね〜〜〜〜〜〜
でも、最近思う。
日本にも同じ状況があるんじゃないかって。
ストリートチルドレンではないけど、彼らと同じような悲惨な状況の中で必死に生きている人間が日本にもいる。
いくら頑張っても、もがいても、アリ地獄から這い上がることが出来ない、そんな人間が日本にもいる。それも結構な数いる。
私の周り、目につくところにはいない気がするけど、実際にこの日本にもいることは確かだ。
山本譲司著「累犯障害者」なんかがそれを伝えているよ。
日本だっていろんな意味で貧しい国なのです。| 子ども達に愛と希望を | -
第1回「愛と希望をつなぐチャリティー・ジャズ・コンサート」収支報告
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2009.08.01 Saturday 11:14
第1回「愛と希望をつなぐチャリティー・ジャズ・コンサート」収支報告
【経費】
リハーサルスタジオ代 ¥33,900
備品¥2,000
会場代¥92,400
音響¥3,000
チラシ、プログラム制作費 ¥26,300
JASRAC¥10,000(未払い、支払い後余剰金が出たら第2回チャリティーコンサートに使 います)
合計¥167,600【収入】
チケット収入 ¥372,000
広告収入 ¥60,000
個人寄付 ¥63,000
物販 ¥9,600(かなさし庸子の商品のみ、Cライツの商品除く)
合計¥504,600
【収支】 ¥337,000
国際子ども権利センターへ送りました。
子どもの啓発活動に使っていただきます。
趣旨にご賛同いただきご支援いただいたスポンサー
協同電子エンジニアリング株式会社様
サテンドール様
シグナス様
Prenier63様
P's Bar様
よいどれ伯爵様個人寄付も頂きましたがお名前の公表は控えさせていただきます。
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第1回「愛と希望をつなぐチャリティー・ジャズ・コンサート」後記
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2009.08.01 Saturday 10:10私にとって初めての試みのチャリティーコンサートを無事終了いたしました。
チケットは完売で大盛況でした。
これもひとえに皆様のご協力とご支援のお陰です。私一人では絶対に成しえなかったことです。心より感謝申し上げます。
【プログラム】■ エイプリルバンド with かなさし庸子
1 Igor's Pradise 2 It's only a paper moon 3 Route 66 4 Goody Goody
5 Stardust 6 Randi 7 Orange colored sky 8 Cheek to cheek
9 Misty 10 Moonlight serenade
■ 「カンボジアにおける 子ども買春・児童労働 子どもの人身売買をなくすために」
特定非営利活動法人 国際子ども権利センター 甲斐田万智子休 憩
■ 質疑応答
特定非営利活動法人 国際子ども権利センター 甲斐田万智子、渡邊奈美子
司会進行 かなさし庸子■ 嶋津健一 ピアノ かなさし庸子 ヴォーカル
■ 愛を運ぶ合唱団
1 Sing 2 The Roseコンサートでは、エイプリルバンド(ジャズのビックバンド)をバックにスタンダードナンバーを歌ったり、
NGOの方には、厳しい現状に置かれているカンボジアの子ども達について講演をしていただき、
友情出演の嶋津健一氏にピアノソロ、
私とのデュオ、「愛を運ぶ合唱団」には、Sing、The roseの2曲を歌っていただきました。
途中NGOの方とお客様との質疑応答のコーナーを設けていたのですが、それだけがまったく上手く行かず、これは今後の課題です。
こちら側からの一方通行な話ではなく、音楽と同じようにセッション的に会話が成り立てばもっと活気が出たと思うのですが。
皆さんの素朴な疑問を引き出せなかったのが、私の最大の反省点です。会場には物販コーナーも設けました。
人身売買被害に遭い、その後救出された女性達の自立支援のために設立された縫製工場で作ったスカーフ、小物、ポーチ、今回お話に来てくださったNGOが出版している本などです。私からはカンボジア土産を出しました。前半の途中で流したスライドショーはかなり好評を頂き嬉しい限りです。バックにアヴェ・マリアを入れました。たった2分のスライドショーでしたが、作るのにはかなり時間がかかったので、皆さんに評価していただけたのは救われた気がします。
言葉で説明することはとても大切だけれど、言葉では伝わらない思いがあり、音楽でなら伝わることがある。そんな試みをしてみたかったのです。
言葉では伝わらないもっと心の奥深くにある思いを歌に乗せてみたかったのです。
歌、音楽のおよぼす力には計り知れないものがあると思うのです。私の希望としては、今後年1回はチャリティーコンサートを開催したいと思っております。「継続は力」なので。
来年も皆様のご協力とご支援をどうぞよろしくお願い致します。聞くのが辛い内容だとしても、あまり興味のない内容だとしても、現実に苦しい状況に身を置かされた子ども達がいることは事実で、子ども達を守るのは大人の責任!
見て見ない振りをするのではなく、どんなに小さいことでもまずは行動なのではないでしょうか。肝心の寄付金ですが、経費を差し引いて¥337,000集まりました。 収支の詳細は下に記載してありますのでご覧下さい。
このお金は、国際子ども権利センターを通して、HCCと言うカンボジアで活動する現地のNGOに寄付し、子ども達の 啓発活動に使っていただきます。
日本では考えられないような基礎レベルの教育です。
人買いから身を守る方法、 子どもにも権利がある、生きる権利がある、身を守る権利がある・・・
こんなことをいちいち教育するなんて日本では考えられないでしょうが、こんなことをいちいち教育しないと売られてしまうのです。簡単に騙されてしまうのです。 それを知らないがために、売られてしまい、最悪命を落とすことにまでなってしまう。死なないまでも、人生がめちゃくちゃになってしまう。
貧しさや無知は、日本に暮らしているとなかなか想像できない、実感が伴わないことと思います。私は教育はとても大切だと思うので、あえてこの活動に寄付することにしました。勉強した子ども達は、その証にTシャツを貰います。そして、勉強した内容を自分の家族や友達に広めます。
その証の白いTシャツの胸にはHCCのロゴ、袖口に「かなさし庸子愛の歌基金 Kanasashi.com」とプリントを入れてもらうことになりました。
このTシャツは、子ども達の制服としても使えるそうです。皆様のご協力のお陰で、小さな一歩を踏み出すことができました。
どうもありがとうございました。
そして、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。| 子ども達に愛と希望を | -
歌は愛、そして祈り
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2009.06.19 Friday 23:20◆ 歌は愛、そして祈り ◆
私が歌を始めてから、もうかれこれ二十年以上の時が経ちました。
この間、多くの方々から支えられ、助けて頂き、
自分の大好きな歌を続けてくることが出来ました。
歌の勉強とパフォーマンスを継続してきた私にとっての最大の謎は、
「人はなぜ歌うのか?」 「私の歌う意味は何なのか?」
この謎をずっと考えてきました。
そして今、ようやくその謎が解けました。
私が歌う意味、自分の本当に進むべき方向性が、
私の中ではっきりして来ました。
それは、
【歌は愛、そして祈り】
本来音楽や芸術というのは、祈りの為に生まれてきたもの。
どんな宗教であれ、大きな意味で祈りは人の心に安らぎを与え、
他人を思いやり、愛する心を育みます。
すべての人が宗教や人種、国の違いを越え、こだわることなく、
他人を思いやる、弱いものを労わる、
この愛する気持ちを持つことが出来たらどんなに素晴らしいことでしょう。
まず、私は歌を通してこのメッセージを世の中の多くの方に
伝えていくことから始めて行こうと思います。
また皆さんと共に、私達にはいったい何ができるのかを勉強していければと思っております。
マザー・テレサ氏の大好きな言葉があります。
「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」
どんなに微力であっても、、何もしないで無関心を装うことはできません。
自分にできることから、まずは行動開始です。
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